「ディオール(DIOR)」は8月30日、2017年に発売した“ディオール プレステージ”シリーズの美容液をリニューアル発売する。肌ダメージをケアする成分をパワーアップし、ハリや弾力のあるふっくらとした肌に導く。一部店舗では21日から先行販売する。
“プレステージ マイクロ ユイル R セラム”(30mL、3万4650円/50mL、4万7300円)は、微量栄養素を凝縮した“ニュートリ ローズ ペプチド”を新たに配合する。1万粒のローズ マイクロ パールのカプセルがポンプで出すたびに弾けて活性化し、バラの花びらのようなふっくらとしたハリや艶のある滑らかな肌をかなえる。
グランヴィル ローズと
微量栄養素に着目
“ディオール プレステージ”シリーズはディオールガーデンで育てたグランヴィル ローズの生命力に着目して開発したスキンケアシリーズ。グランヴィルローズは他のバラと比較して、紫外線や病気、風圧に対する抵抗力が高く、栄養源を豊富に含む。「ディオール」のヴィルジニー・クトゥロー(Virginie Couturaud)=サイエンティフィック・コミュニケーションディレクターは「『体は食べたものでつくられる』という言葉と同様に、肌にとっても栄養素が重要である。われわれは約10年間にわたる研究で、微量栄養素と肌の関係を研究してきた」と話す。微量栄養素の中でも、肌の回復メカニズムに欠かせないオメガに注目した。オメガは体内で合成することができず、食事から摂取しても肌に届くまでのプロセスに時間がかかることから、効率よく肌へ届けるためのデリバリーシステムの研究を深めた。今回、グランヴィル ローズの微量栄養素を濃縮して新たな“ニュートリ ローズ ペプチド”を開発し新セラムに配合した。
ローズコンパスを施した
オブジェのようなボトル
キャップには野生のバラとクリスチャン・ディオール(Christian Dior)が幼少期を過ごしたレ リュンプ邸の床を飾る模様から着想したローズコンパスを施した。また、ガラスボトルにはリサイクルガラスを15%以上使用し、容器の印字には有機インクを用いる。