ユナイテッドアローズは、基幹業態「ユナイテッドアローズ(UA)」から30〜50代に向けた新しいメンズレーベル「BOW&ARROWS(ボウ&アローズ、以下B&A)」を4月に立ち上げる。同レーベル名を掲げた「B&A大丸梅田店」(約29坪)を4月23日に、「B&A大丸札幌店」(約25坪)を同18日にそれぞれ開く。主に百貨店のメンズフロアや商業施設に出店し、年5店程度の出店ペースを目指す。
既存の「UA」よりも一世代上のターゲットにすることで、「UA」との相乗効果を図りながら新しい客層による売り上げの増幅を狙う。トラッドとカジュアルをベースにした中高価格帯が中心で、自主企画品が95%。オンタイムのビジネスラインとオフタイムのスポーツラインの2ラインに分かれる。ジャケットはスポーツラインで4万9000円〜、ビジネスラインで6万9000円〜。同社は2022年3月期を最終年度にした長期ヴィジョンで、次の成長戦略を担う事業開発を掲げており、「B&A」はその一つになる。
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