ウエルネス市場が盛り上がる今だからこそ、体だけでなく心の健康も大事にしたい。 本連載では「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」と女性のメンタルヘルス支援に取り組む教育者の熊平美香を迎え、 企業や個人が取り入れられるアクションを考える。第2回のゲストはマッシュビューティーラボの「ビープル(BIOPLE)」の浜津奈央ディレクター。「ビープル」ではオーガニックコスメからジェムストーンまで、ウエルネスにまつわる商材を幅広くそろえる。どんな軸でウェルネスを解釈し、消費者に伝えているのか聞いた。
PROFILE: 浜津奈央/マッシュビューティーラボ・ビープル ディレクター
PROFILE: 熊平美香/昭和女子大学キャリアカレッジ学院長、21世紀学び研究所の創設者兼代表理事
熊平美香(以下、熊平):CBDやストーンなど、メンタルヘルスにまつわる商材を扱うようになったきっかけは?
浜津奈央(以下、浜津):前任ディレクターがアメリカに在住していた経験があり、そうした商材が身近な存在だったようです。7~8年前にCBD製品のパイオニアと呼ばれるアメリカの「エリクシノール(ELIXINOL)」をいち早く取り扱い始めたのも「ビープル」です。私自身も現職に就任してから、周りにヒアリングを重ねる中で、頭痛や不眠といった心理的なストレスからくる悩みを抱えている声が多かった印象でした。それを踏まえ「ビープル」では、トータルケアできる商材をそろえて「こんな生活してみたらどうだろう?」というルーティンを提案しながら応援したいという思いで商品を拡充しています。
熊平:女性もキャリアアップする時代になり、どんなライフスタイルを願って商品開発をしていますか?
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。