東急不動産は、銀座5丁目で建設中の商業施設の名称を「東急プラザ銀座」に決定し、2016年3月31日に開業する。同施設は数寄屋橋交差点に面したモザイク銀座阪急の跡地を再開発したもので、地下2階から地上11階までの13フロアに125店舗が入る。東急プラザの旗艦店と位置付けており、同じ東急グループの東急百貨店、東急ハンズ、東急文化村が集結した"オール東急"の体制で臨む。
物販での注目は外堀通りに面した幅110mの1〜2階部分だ。1〜2階のメゾネット方式で高級ブランドの大型路面店が軒を連ねる。一部既報だが、「バリー」「キートン/クルチアーニ/エドワードグリーン」「エンポリオ アルマーニ」「グローブトロッター」「ストラスブルゴ」「ハケットロンドン」「ハンター」といったファッション関係の他、オーストラリアのカフェ「ミーズ カフェアンドキッチン アットメトア ギンザ」が入る。外からのエスカレーターで直結する3階には東急百貨店の中型店「ヒンカリンカ」(3〜5階の3フロア)の他、アングローバルが英ブランド「サンスペル」の日本1号店と「マーガレット・ハウエル」「アングローバルショップ」の3店舗を出す。
8〜9階の2フロアを使った「ロッテ免税店」は、ラグジュアリーブランドを中心に、衣服、宝石、化粧品、時計などをそろえる。訪日外国人の集客エンジンであり、下のフロアへのシャワー効果も期待されている。