ビューティ

花王がアイリスオーヤマのアイマスク販売差止めを申し立て アイリスオーヤマは「訴状届き次第、対応・検討する」

花王は9日、アイリスオーヤマのアイマスク4品が、ヘルスケアブランド「めぐりズム」を代表する“蒸気でホットアイマスク”の意匠権を侵害するとして、東京地方裁判所に対象商品の販売などの差止めを求める仮処分を2日に申し立てたと発表した。これに対しアイリスオーヤマは「現段階で訴状が届いていなく、届き次第内容を確認し会社としての対応を検討する」としている。

花王によると“蒸気でホットアイマスク”は、「現在までに“ホットアイマスク”という新たな市場を確立するに至った」と主張。「長い時間をかけて広く認知され、信頼を築いてきたホットアイマスク市場が、類似品によってその信頼を損なわれることを強く懸念している」とコメントした。

今回の対象商品は、アイリスオーヤマが販売する“モイスクル じんわりホットアイマスク”シリーズの無香料タイプとラベンダータイプ、それぞれ5枚入りと10枚入り。花王は1990年代から「めぐりズム」の技術開発をはじめ、2007年に“蒸気でホットアイマスク”を発売した。約40度の温かな蒸気で目と目もとを包み込む形態が特徴で、新たな目もとケアの提案を行ってきた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。