マッシュビューティーラボは10日、トータルビューティブランド「セルヴォーク(CELVOKE)」の鷲巣裕香メイクアップクリエイティブディレクターが退任すると発表した。同氏は2023年秋冬コレクション(23年7月発売)から手掛けていたが、24年秋冬コレクション(24年8月発売)が最後になる。後任のメイクアップクリエイティブディレクターは設けず、ブランドチームが“スペシャリスト”と協業しながらコレクションを展開する。
鷲巣メイクアップクリエイティブディレクターは「洗練された、芯のある、遊び心がある女性。全てのコレクションで意識したキーワードです。肌、血色、艶やかさといったベースを整えること。空気感をまとう、湿度をも感じるメイクも大切にしました。『セルヴォーク』の掲げる女性像に共感して私なりに表現した数シーズンでした。少しでもそのイメージに貢献できたなら幸いです」とメッセージを寄せた。
同社は「鷲巣氏のクリエーションは、今までになかった新たなファン層を取り込み、ブランドの歴史に力強い一章を刻みました。『セルヴォーク』への愛情と信頼のもと、ブランドが描き出す未来にコミットメントいただいたことに心から感謝いたします」とコメントした。
鷲巣メイクアップクリエイティブディレクターが最後に手がける24年秋冬コレクションは、8月9日に発売する。“Lucid Dreaming―明晰夢―”をテーマに掲げ、「透けるように肌に溶け込む」ようなアイテムをそろえる。透明感のあるスモーキーカラーをセットにした4色アイパレット(2種、各6820円)、オレンジベージュとディーププラムのティントリップバーム(2色、各3960円)、ピンクを基調にしたブラッシュカラー(2種、各5390円)とアイブロウマスカラ(2色、各3080円)、アイブロウパウダー(1色、3850円)、モードなグレージュとブリックのネイルポリッシュ(2色、各2640円)をラインアップする。