パルコの2015年2月期連結は、売上高が前期比102.1%の2698億8900万円、営業利益が同102.6%の125億800万円、経常利益が同104.0%の124億9900万円、純利益が同101.9%の184億200万円だった。営業利益と経常利益は3期連続で過去最高だった。主力のショッピングセンター事業は売上高が同100.9%の2437億8300万円、セグメント利益が同99.0%の113億1700万円とほぼ横ばいだったが、演劇事業やハローキティカフェなどのプロデュース事業が好調で、その他事業が黒字化・大幅増益になった。
主力店舗の既存店では、渋谷パルコが同108.9%の146億6600万円、福岡パルコが同109.5%の132億200万円、札幌パルコが同104.1%の118億9100万円と、インバウンド需要の取り込んだ都心店舗が好調だった。