ファッション

ゴールドウイン「チャンピオン」を事業譲渡 40年間の国内販売に幕

 ゴールドウインは、1975年から販売してきた米「チャンピオン」ブランドのライセンス契約を15年12月で終了し、16年3月末には契約元のヘインズブランズ ジャパンに事業譲渡する。直営店8店や卸売りの商品在庫を譲渡し、従業員の移籍も検討する。

 同ブランドは日本では長年、カジュアル流通を米国資本のヘインズブランズ ジャパン(旧・日本サラリー)、スポーツ流通をゴールドウインの2社体制で販売してきた。1990年代前半には200億円以上を売り上げるゴールドウインの基幹ブランドであったが、近年は「ナイキ」「アディダス」などグローバルブランドの攻勢などで、50億円程度まで縮小し、赤字が続いていた。西田明男ゴールドウイン社長は「契約更新も見据えた上でヘインズブランズ ジャパンと協議していたが、ライセンシーとしての収益確保が難しかったことに加え、最近は(スポーツウエアだけでなく)スエットなどライフスタイルウエアを基軸にした当社の販売戦略がヘンイズブランズと重複するようになってきた」とその背景を語った。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。