ファッション

そごう・西武、自主商品「リミテッドエディション」の今年度売り上げ400億円へ

 そごう・西武は、自主商品「リミテッドエディション(以下LE)」の売り上げが、2012年度は前年比98%増の400億円を達成する見込みだ。

 

  2009年からスタートした「LE」は、定番商品からクリエイターと組んだブランド開発まで幅広いアイテムを、全領域で取り組んでいる。2013年春以降は、シニアに照準を合わせた商品・売り場開発と、日本の産地や工場との取り組みによるPBを強化。自主商品の売り場を広げるとともに、販売スタッフも「数100人単位で増やす」(岡田正俊・執行役員商品部担当)などさらに注力し、自主商品の年間売上高は「2014年には1000億円を目指す」(同)考えだ。

 

   2013年春は、シニア向け3ブランドをスタート。ウィメンズは、フランドルとの協業ブランド「リミテッドエディション マテリアーレ」を3月にスタートする。極細糸使いやホールガーメントのニットなど、シンプルなデザインと上質な素材使いや豊富なカラーが特徴。ウェアと雑貨、計91型を取り扱う50�uのショップを6店舗で展開する。

 

   ウィメンズは、シニア向けパンツに特化したショップも3月からスタートする。ハイテンションストレッチや温度調整機能のある素材を使い、シニア女性の体型に合わせたシルエットを採用。商品の半数を定番化することで5号〜15号の幅広いサイズを切らすことなく展開する。価格は7900円〜9900円と、ナショナルブランドのパンツより2〜3割低く設定し、年間を通じてプロパー販売する。 

 

  メンズは、デザイナーの鈴木良彦とのコラボレーションで「N.Y.C グッドマン スタイル」を3月からスタート。上質へのこだわりをポイントに素材、生産とも80%を国内生産する。43型を展開する15�uのショップを5店舗オープンする。

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