三越伊勢丹ホールディングスの4〜9月連結決算は売上高が前年同期比105.5%の6138億円、営業利益は同148.6%の144億円、経常利益は同150.1%の168億円、純利益は同178.1%の108億円と増収増益だった。営業利益は08年の統合以来、初めて過去最高を更新した。インバウンド売り上げを中心に、伊勢丹新宿店と三越日本橋店、三越銀座店といった大型旗艦店が好調だった。インバウンドの売上高は前年同期に比べ3倍増の301億円に達した。大西洋・三越伊勢丹HD社長は、「下期も好調は継続する。年間で700億円の売上高を見込んでいる」という。