松屋は12日、訪日客を中心とした販売好調を受け、2025年2月期連結業績予想を上方修正した。修正後の予想は売上高480億円(修正前は435億円)、営業利益50億円(同25億円)、純利益30億円(同14億円)となる。前期実績との比較では売上高は16.3%増。円安を追い風にラグジュアリーブランドなどの高額品が訪日客に想定以上に売れた。
同日発表した3〜5月期は、売上高が前年同期比23.8%増の117億円、営業利益が同約2.9倍の11億円、純利益が同約2.3倍の7億2400万円だった。小売売上高に相当する総額売上高は同34.0%増の349億円。5月は訪日客による免税売上高が過去最高を記録し、松屋銀座本店では売上高に占める免税売上高の割合が5割を超えた。