東京急行電鉄と東急不動産は、2015年4月に二子玉川ライズ内に開業する「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット(以下、「テラスマーケット」)」のテナントを発表した。出店するのは「蔦屋書店」を手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブの新業態で本とカフェ、家電を販売する「蔦屋家電」、ユナイテッドアローズの新ブランドで、ファッションとスポーツのミックスウエアを提案する「アンルート(EN ROUTE)」、DIYのECサイト「DIYツールドットコム」の実店舗「DIYファクトリー」など全18店舗。飲食では、スペイン王室御用達のグルメストア「マヨルカ」が日本初上陸するほか、シナモンロール専門店兼カフェの「シナボン/シアトルズベストコーヒー」がSC初進出する。ほかにも、ガーデニング用品や観用魚を販売しながら、同敷地内でレストランやマルシェを運営する「ガーデンズマルシェ」や、109シネマズがオープン予定だ。
「二子玉川ライズ」は、二子玉川駅と二子玉川公園をつなぐ歩行者専用通路沿いに作られた商業施設。上層階にホテルを備えたオフィスビルも隣接する、複合施設の再開発事業だ。「テラスマーケット」は、約1万1000平方メートルのオープンモール型施設で、商業店舗のほか、噴水広場やルーフガーデンなどを設ける。