ビジネス

英バーバリー、三陽商会とのライセンス解消後の戦略を発表 東京・大阪に4つの路面店

 英国のバーバリー・グループは5月21日朝(現地時間)、2014年3月31日終了の同年度通期決算会見を開いた。会見では、三陽商会が19日に発表した「バーバリーロンドン(BURBERRY LONDON)」や「バーバリー・ブラックレーベル(BURBERRY?BLACK LABEL)」「バーバリー・ブルーレーベル(BURBERRY BLUE LABEL)」(以下、「ロンドン」「ブラックレーベル」「ブルー レーベル」)に関する今後についても言及。三陽商会との「ロンドン」のライセンス契約を15年春夏シーズンに終了、「ブラックレーベル」と「ブルーレーベル」からは「バーバリー」の名前を外し、以降、ブランド名を付すビジネスは本国主導とするグループは17年までに、日本市場において、東京(表参道と新 宿、丸の内と見られる)に3店舗、大阪に1店舗をオープンすると発表。さらに10のショップ・イン・ショップを設け、現在2500万ポンド(約42億5000万円)の年商を4倍以上にする計画を明かした。

 5月1日付でチーフ・クリエイティブ兼チーフ・エグゼクティブ・オフィサーに就任し、今後は最高経営責任者としてグループを率いる予定のクリストファー・ベイリー(写真)も、「日本市場開拓という、新たなチャレンジに興奮している」と話している。

【関連記事】
三陽商会「バーバリー・ロンドン」の後継に「マッキントッシュ ロンドン」を指名
三陽商会が「バーバリー」ライセンス契約終了を発表
三陽商会が「マッキントッシュ ロンドン」を15年秋から発売

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。