イオンモールは23日、中国・天津で4施設目となる「イオンモール天津津南(じんなん)」を2017年度に開業すると発表した。天津市の南東に位置する津南地区は、ベッドタウンとして開発が進んでおり、今後も人口増加が見込める。新施設は総賃借面積約7万7000平方メートルに約230店が入る予定で、天津の既存のイオンモールの中で最大規模になる。同社は11年に天津市商務委員会と消費市場の活性化を目指す協力協定を締結。中国で運営する8施設のうち、天津市にイオンモール天津TEDA、イオンモール天津中北、イオンモール天津梅江の3施設が集中している。
イオンモール天津TEDAは8月12日に起こった爆発事故の現場から2キロメートルの場所にあり、建物の損害によって営業縮小を余儀なくされていたが、11月1日に全館営業を再開する。当日にはセレモニーも行われる予定だ。