イタリアのウィメンズブランド「マルゴン(MARGON)」は、1965年、ジャンフランコ&フィオレラ・マロナティ夫妻がミラノで創業して、今年50周年を迎えた。ブランド名は、スカートの製造販売からスタートしたことから、イタリア語のスカートを意味する「ゴンナ(gonna)」とマロナティを合わせた造語。日本では2013-14年秋冬から三崎商事が取り扱いを始めた。2月にミラノのショールームで発表する2015-16年秋冬コレクションを一足先に東京でお披露目するため、長男のデヴィデ・マロナティ=「マルゴン」ゼネラル・セールス・マネジャーが来日した。「『マルゴン』の一番の強みは信念。50年間継続できた理由は、100%メード・イン・イタリーの伝統を堅持し、時代に合った高品質の商品を提供できていることだ」と明言する。「今、韓国が伸びている。アメリカをもっと拡大したい。中国にも興味がある」と世界でのビジネス拡大に意欲を燃やしているが、「重要市場である日本をさらに拡大したい」と意気込んでいる。現在、東急百貨店本店、小田急百貨店新宿店、名鉄百貨店、大阪タカシマヤなど百貨店6コーナーと専門店約30店舗で販売されている。
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