百貨店大手5社の1月度売上高速報が出た。セールの開始日を18日に後倒しし三越伊勢丹ホールディングスは、伊勢丹新宿本店の店頭が対前年比92.5%、三越日本橋本店の店頭の同98.5%となり、三越伊勢丹計では同96.2%となった。
高島屋は日本橋店が同96.6%、横浜店が同95.6%、大阪店が同97.1%となり、単体で同97.2%、グループ計で同97.1%となった。
一方、J.フロントリテイリングは大丸の心斎橋店が同96.9%、梅田店が同94.9%とマイナスしたが、大丸神戸店が同104.3%、松坂屋名古屋店が同100.4%、増床した大丸東京店が同132.5%などと寄与し、全店で同102.6%とプラスになった。
また、エイチ・ツー・オー・リテイリングも、増床した阪急本店が同147.2%、阪神本店が同91.4%、支店が同92.7%となり、全社計で同109.8%となった。
全店で元日営業をしたことで営業日数が増加したそごう・西武は、西武池袋本店が同103.4%、増床なき改装をしたそごう横浜店全店で同104.9%、全店では同104.3%と伸ばした。