ファッション

三越がショッパーを57年ぶりに刷新!デザインは森口邦彦

 三越伊勢丹ホールディングスは2月27日、三越の新しいショッピングバッグを発表した。4月1日から店頭で使用する。

 三越は1673年、呉服屋「越後屋」として創業。1904年に日本初の「デパートメントストア宣言」をしてから、今年で110周年を迎える。新しいショッピングバッグは呉服屋という原点に基づき、「越後屋」と同じ頃に誕生した友禅の表現を用いた。デザインを手掛けたのは友禅作家で重要無形文化財(人間国宝)の森口邦彦。日本伝統工芸展60回展に出品した友禅訪問着「実り」をベースに、ショッピングバッグをデザインしたという。「日本の伝統文化の『未来のシンボル』として多くの人たちに、そして日本に来てくださる外国の人たちにも喜んで持って帰ってもらいたい。その思いでこのバッグを作り、このバッグに作品を展開しています」とコメントしている。三越のショッピングバッグのリニューアルは57年ぶりだ。

 包装紙は、50年に洋画家の猪熊弦一郎がデザインした「華ひらく」を今後も使用する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。