森トラストは2月22日、マリオット・インターナショナルとの新事業についての業務提携を発表した。日本国内の10カ所で運営する「ラフォーレホテルズ&リゾーツ」のうち、軽井沢(長野県)、南紀白浜(和歌山県)、山中湖(山梨県)、修善寺(静岡県)、琵琶湖(滋賀県)の5ホテルをマリオットホテルにリブランディングする。5エリアで初の外資系ホテルとなる。伊達美和子・森トラスト専務兼森トラスト・ホテルズ&リゾーツ社長は、「両社が国内で運営する東京マリオットホテル、コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション、コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーションの3つのホテルが成功している。またマリオットホテルにブランドを統一することで、効率性と相乗効果を見込める」と提携理由について語った。クレイグ・S・スミス=マリオット・インターナショナル アジア太平洋地域 プレジデント&マネージングディレクターは、「5ホテルを地方都市へ観光客を誘導する接点として考えている。今後もインバウンド市場としての日本の市場価値の高まりに期待している」と話した。