ファッション

植野有砂によるランジェリー「アウグ」がデビュー 100%着心地とハッピーな配色にこだわった自分のための下着

モデルやコンテンツクリエイター、DJとして活躍する植野有砂が手掛けるランジェリーブランド「アウグ(AWGU)」が7月19日、デビューする。コンセプトはファッションのように楽しめるランジェリー。最初のコレクションは、大胆なカラーを使用して健康的なセクシーさを表現し、着け心地にもこだわった。ブランド名の「アウグ」は、日本の古語の“あふぐ”から。“天を仰ぐ”というように空を見上げたり、目には見えないことを楽んだりするという意味が込められている。18日に東京・代官山で開催された発表イベントで植野は、「自分の1番近い場所にある下着をもっと楽しんでほしい。そのために、着心地やハッピーな配色にこだわった」とコメント。

日常に“かわいい”をプラスする3つのシリーズ

開発に約1年かかったコレクションは3つのシリーズで構成。“スポーティー”シリーズはノンワイヤータイプでシームレスのシンプルで洗練されたデザイン。モールドカップがナチュラルなバストラインを整える。素材、ストラップ、サイドステッチのカラーコントラストがポイントで、カラーは、ピンク、ブルー、ベージュ、ブラック。価格はブラジャーが4950円、フルバックとTバックのショーツが各1980円。フェミニンな“ラグジュリー”シリーズは、つや感のあるサテンに透け感のあるパワーネットを使用。モールドカップとU字ワイヤーが美しいデコルテラインを作る。カラーは、ピンク、パープル、カーキ、ブラック。価格はブラジャーが4950円、ハーフバックとTバックのショーツが各1870円。ハート柄のレースを用いた“ハート”シリーズは、パッドの取り外しが可能でインポートランジェリーのような雰囲気だ。カラーはレッド、ラベンダー、ホワイト、ネイビー。価格はブラジャーとTバックのセットが9900円。19日から「アウグ」の公式サイトで販売する。

“自分のための下着”で「ブラジャーを思い出して」

植野は12年間アパレルブランド「フィグ&ヴァイパー(FIG & VIPER)」のプロデュースを行ってきた。下着ブランドを始めるにあたり、“自分のための下着”にこだわったという。「下着は黒やベージュなどベーシックなカラーが多い。ハッピーなカラーにすることで、テンションが上がるし、自分の体を見るモチベーションになると思った」と植野。ストラップやステッチ、パーツの色を変えることで、下着にはあまりない、メリハリを効かせたデザインで仕上げている。体に一番近いモノということで、機能性にもこだわった。“スポーティ”のブラは、ミニTシャツを着ても響かない設計。“ラグジュアリー”のブラはストラップやアンダーバストに負担をかけず自然にバストラインを整える。植野は、「ブラトップを着用する女性が多いが、ブラジャーを着けるべき。『アウグ』を通してそれを思い出してほしいし、日常にハッピーなエッセンスをプラスしてほしい」と語った。今後は、ポップアップショップなども開催し、多くの女性に試してもらいたいという。

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