大丸松坂屋百貨店は来年6月30日で、松坂屋銀座店の営業を終了する。同店舗のある銀座6丁目地区は商業施設やオフィスビルなどの大型複合施設に建て替える再開発計画を進めている。同店舗は大正13年12月1日にオープン、以来88年間銀座のランドマークとして親しまれてきた。
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再開発計画ではすでに東京都から、地下6階・地上13階、高さ56m、延床面積14万7000�uの大型複合施設の事業計画が認可されており、2016年に完成予定。地下2階〜地上6階に約5万�uの商業施設が入居する予定だが、大丸松坂屋百貨店の親会社J.フロント リテイリングの奥田務会長兼CEOは常々「核テナントは松坂屋にこだわらない」と語っており、パルコの入店も検討していると見られている。