アイウエアの国際展、香港オプティカルフェア(主催:香港貿易発展局)が、11月4日から3日間、香港コンベンション&エキシビション・センターで行われた。出展社数は25カ国から750社で史上最高。約1万7000人が来場した。日本からは、福井県眼鏡工業組合の加盟14社が合同出展したほか、増永眼鏡、ボストンクラブなどがブースを構えた。2009年から参加している福井県眼鏡工業組合の田畑周徳・副理事長(福井めがね工業社長)は、「中国は厳しいが、アジア全体における商談額は増えている。日本のお家芸であるチタン製品の評価は高い。さらに日本製アイウエアの優位性を世界にアピールしたい」と話した。
また、香港のアイウエア雑誌「Vマガジン」が主催するプライズ「Vアワード」のオプティカル・フレーム部門を「アッシュ(USH)」が昨年に続いて受賞した。同フェア会場近くのレストランで行われた授賞式で、外山雄一「アッシュ」デザイナーは、「メード・イン・ジャパンのデザイン、アイデア、クオリティが海外で評価されてうれしい」と感想を述べた。「アッシュ」は、東京ブランド「ラマルク(LAMARCK)」とのコラボレーションによるサングラスを同ブランドの2016年春夏メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク東京で発表した。
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