先月、ルイ・ヴィトンの最高経営責任者(CEO)に就任したジョルディ・コンスタンスが健康上の理由により退任する。コンスタンスCEOの病状は、生命の危機を及ぼすものではないが、CEOの職務をこなすには体力的に困難と判断されたため。後任として、ブルガリのマイケル・バークCEOが、12月19日にルイ・ヴィトンの新CEOに就任する。
バークCEOは、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンのベルナール・アルノー社長兼CEOのキーパーソンとして、1980年から同グループで要職を歴任。ルイ・ヴィトン北米の社長兼CEOやフェンディのCEOを経て、今年2月ブルガリのCEOに就任したばかりだった。ブルガリの後任CEOは決定していない。