「WWDJAPAN」のソーシャルエディターは毎日、X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、TikTok、そしてThreadsをパトロールして、バズった投稿や炎上、注目のトレンドをキャッチしている。この連載では、ソーシャルエディターが気になるSNSトレンドを投げかけ、業界をパトロールする記者とディスカッション。業界を動かす“かもしれない”SNSトレンドの影響力や、投稿がバズったり炎上してしまったりに至った背景を探る。今、SNSでは何が起こっているのか?そして、どう向き合うべきなのか?日々のコミュニケーションのヒントにしたい。96回目は、もうすぐ開幕するスポーツの祭典にまつわる話。
ソーシャルエディター津田:いよいよ7月26日、2024年パリオリンピック・パラリンピックが開幕。開催前から、各国の代表選手が開会式・閉会式で着用するユニホームが続々発表されています。SNS上ではモンゴル代表選手団のユニホームが話題を集めています。このユニホームは、モンゴルの首都ウランバートルを拠点とするミシェルとアマゾンカ姉妹が手がけるブランド「ミシェル&アマゾンカ(MICHEL&AMAZONKA)」が制作を担当したもので、モンゴルの伝統衣装が着想源。国のカラーである青、赤、白を基調にモンゴルを象徴するソヨンボ文字や、オリンピックの聖火などが刺繍されています。一大会のユニホームとは思えない程凝ったデザインに一般販売の声も多く、当初はモンゴル選手団のみが着用する予定でしたが、少数を公式オンラインストアで販売することになったそう。いくらで販売されるのかは気になるところです。
オリンピックは毎大会、各国の特色が出るユニホームも見どころのひとつですよね。ここ数年、ラグジュアリーブランドとスポーツブランドのコラボレーションも増えていますし、スポーツの世界とファッションの世界の融合は今後も加速すると思います。SNSでバズらせることも想定したユニホームも増えてくるでしょう。
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