ビジネス
特集 “個性”が広げる百貨店の可能性 第5回

そごう千葉店のOMOショップ 大きな組織の小さなチームが実現する”共感購入”

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PROFILE: 右:森岡勇希/営業Ⅲ部食品課OMO係係長 左:石井静/営業Ⅲ部食品OMO係販売リーダー

右:森岡勇希/営業Ⅲ部食品課OMO係係長<br />
左:石井静/営業Ⅲ部食品OMO係販売リーダー
PROFILE: (もりおか・ゆうき)2012年にそごう・西武に入社。そごう千葉店の婦人雑貨売り場に配属され、16年に食品売り場へ。23年3月から現職 (いしい・しずか)2021年にそごう・西武に入社。そごう横浜店の婦人靴売り場に配属され、23年3月から現職
そごう・西武
SOGO SEIBU

大きな組織の小さなチームで
“共感購入”の理念を貫く

2023年9月にそごう・西武がそごう千葉店で始めた「フードエディットチバ」は、千葉県をルーツにする食品に特化したOMOストアだ。OMOとはオンラインとオフラインを融合したマーケティング手法を指すが、「フードエディットチバ」ではデパ地下内にある店舗とECサイトを連動させて商品を展開している。店舗では各ブランドの背景が分かる映像をタブレットで流し、ECサイトでは生産者のメッセージや生産地の様子の画像などを掲載。ブランドへの“共感”を購買のきっかけとする、マーケティングを兼ね備えた新しい形の売り場だ。(この記事は「WWDJAPAN」2024年7月22日号からの抜粋です)

「千葉県は各所で産業や文化が発展しているが、県外の人はもちろん県内の人もそれらを知らない。落花生以外にもたくさんある魅力を知ってほしいという思いが事業の発端」と森岡勇希係長は話す。

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