カルヴェン(CARVEN)は新CEOにソフィー・ドゥ・ルージュモン(Sophie de Rougemont)=ブルーベル グループ(BLUEBELL GROUP)グループ・ファッション・ディレクターを任命した。アンリ・セバウン(Henri Sebaoun)現CEO兼ソシエテ ベランジェ(SOCIETE BERANGER)社長は退任し、マネジング・ディレクターに就く。
ソシエテ ベランジェは08年にカルヴェンを買収した。11年にブルーベル グループがカルヴェンの少数株式を取得し、このほど過半数株式を取得した。なお、ブルーベル グループは香港を拠点にするファミリー企業で、ファッションやフレグランス、食品、ホームグッズをアジア圏内にディストリビューションしている。
米WWDが入手したメモには、「アジア市場およびファッション業界の知識と素晴らしい経歴を持つソフィー・ドゥ・ルージュモンを任命するのは自然な(当然な)選択だった」とブルーベル グループオーナーのミシェル(Michel)とカトリーヌ・ゴーマンス(Catherine Goemans)のコメントが記されている。
カルヴェンは1945年、クチュリエのマダム・カルヴェン(Madame Carven)により設立されたメゾン。2009年、ギョーム・アンリ(Guillaume Henri)のアーティスティック・ディレクター就任を機にコンテンポラリー・ブランドにリブランディングし、大きな転換期を迎えた。14年11月にギョームは退任。現在は、アレクシス・マーシャル(Alexis Martial )とアドリアン・カヨド(Adrien Caillaudaud)がウィメンズを、ベルナベ・アルディ(Barnabe Hardy)がメンズを手掛けている。 カルヴェンは1945年、クチュリエのマダム・カルヴェン(Madame Carven)により設立されたメゾン。2009年、ギョーム・アンリ(Guillaume Henri)のアーティスティック・ディレクター就任を機にコンテンポラリー・ブランドにリブランディングし、大きな転換期を迎えた。14年11月にギョームは退任。現在は、アレクシス・マーシャル(Alexis Martial )とアドリアン・カヨド(Adrien Caillaudaud)がウィメンズを、ベルナベ・アルディ(Barnabe Hardy)がメンズを手掛けている。
SAMANTHA CONTI
訳 WWDジャパン編集部