東京ガールズコレクション(TGC)と提携を発表した、中国のウィメンズ向けのファッションECで最大手の「明星衣?(ミンシンイーチュウ)」を運営するハイファッション・グループの林清華・最高経営責任者(CEO)が来日し、記者会見を行った。林CEOは、「中国では日本ブランドの人気は非常に高く、42億円を投じ、プロモーションをする。中国ではプロモーションが非常に重要で、日本人は驚くかもしれないが、中国では当たり前だ。全体では100億円をプロモーションに投じる」と語った。
ハイファッション・グループの「ミンシンイーチュウ」は中国のファッションEC最大手で、2014年の流通額は400億円、2015年は800億円を計画している。同社はTGCが窓口になり、日本ブランド30〜50ブランドを集積した "日本館"を来年1月に開設。来年3月19日には東京の代々木体育館で開催する「TGC」を同サイト上で生放送する予定。また、中国でのTGC開催も共同で実施する予定だ。林CEOは「日本館ではアパレルからコスメ、雑貨までを扱いたい。アパレルの価格帯は春夏物で4000〜6000円、秋冬物で2万円くらいを想定している。TGCが窓口になることで、日本のカルチャー全体を紹介したい」という。
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