三井不動産グループは、9月27日から28日に東京ビッグサイトで開催する世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」に出展する。「ツーリズムEXPOジャパン」は、「旅フェア日本」(主催:日本観光振興協会)と「JATA旅博」(主催:日本旅行業協会)が初めて共同開催する国内外の旅行関係者、旅行好きの個人客に向けた旅行博覧会。期間中には15万人以上の来場を予想している。
三井不動産グループは外国人観光客の増加に対応し、インバウンドの取り組みを強化しており、一部の商業施設では無料Wi-Fiサービスや、祈祷室の設置、外貨両替サービスの導入などを行っている。2013年には同グループの商業施設で、インバウンド消費による売り上げが前年比約2倍になり、そのうち約4割が中国本土、約3割が台湾、約2.5割が香港からの観光客によるもの。10月1日からは、外国人観光客向け免税制度の改正に合わせて「三井アウトレットパーク」「三井ショッピングパーク ららぽーと」「コレド」などで免税対象店舗を約190店舗から約290店舗に拡大する。また、施設で働く従業員・店舗スタッフへのインバウンド研修の強化、銀聯カード対応店舗の拡大、成分表示をした外国語メニューの強化、パスポート提示でクーポンをプレゼントするなど、各種サービスを拡充する。
■「ツーリズムEXPOジャパン」
日時:9月27日(土)10:00〜18:00/9月28日(日)10:00〜17:00
場所:東京ビックサイト 東展示棟1〜6ホール