ビューティ
連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY 第133回

魅力的な「限りなくAに近いB」は、「限りなくBに近いA」でも魅力的なのか?

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ヘア業界では現在、トリートメントパーマが流行っています。髪質改善トリートメントを凌駕し、主役の座を掴み取った印象です。

そもそも髪質改善トリートメントって、なんでしょう?美容師が髪質に合わせて複数のトリートメントを選んで重ねるシステムトリートメント、熱と薬剤の酸を利用することで髪質をコントロールする酸熱トリートメント、髪にダメージの少ない酸性域の薬剤を用いた酸性ストレートなどが代表例です。特に酸熱トリートメントと酸性ストレートは、熱の力を利用するのである意味「限りなくパーマに近いトリートメント」と言えるでしょう。

一方のトリートメントパーマとは、感覚的には次世代のストレートパーマ。こちらは正々堂々と熱の力で髪の毛の組成を変え、トリートメントしたかのようなストレートヘアに導く施術です。つまりトリートメントパーマとは、「限りなくトリートメントに近いパーマ」と言えるでしょう。以上、全て中村慶二郎サロンビューティデスクの受け売りです(笑)。

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