ワコールホールディングスの2014年3月期の第1四半期連結決算(米国基準)は、売上高は前年同期比110.6%の479億6100万円、純利益は142.2%の55億7500万円となった。同社は、3ヵ年中期経営計画(2103~2015年期)にのっ取り、主力事業会社のワコールを中心に多様化する国内レディスインナー市場での売り上げシェア拡大、レディスインナー事業以外の体制整備、また海外事業の積極的な展開による成長戦略に取り組んだ。その結果、米国事業の売り上げが伸長したことや、昨年4月に子会社化したワコールイヴィデンの業績が加わったことなどのより、売上高が前年同期を上回った。