オンワードホールディングスの2013年第2四半期(3−8月)は、売上高が対前年同期比109.5%の1323億円、経常利益が同128.2%の47億円、純利益が同316.0%の16億円だった。中核会社のオンワード樫山の主力婦人服事業が好調で、期初予想を上回った。石原さとみを起用したCMなど販促を強化した「組曲」が2ケタ増収だったほか、「23区」「自由区」も堅調だった。強化分野に位置付けるeコマース事業も大きく伸長した。また投資有価証券売却益など特別利益を約10億円計上したことで、純利益が跳ね上がった。第2四半期の好業績を踏まえ、通期業績予想の売上高を2770億円(期初予想は2730億円)に上方修正する。