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ワコールHD4〜9月期、営業利益12%減 消費税増税で販売低迷

 ワコールホールディングスの2014年4〜9月期連結業績は、本業の儲けを示す営業利益が前年同期比87.7%の83億9500万円だった。売上高は同97.6%の961億9000万円。円安によって海外の売上高がかさ上げされたものの、国内の売上高が消費税増税の影響で94.7%の569億5100円と低調だったため、減収になった。中核会社であるワコールは、販管費の抑制に努めたものの、減収とともに、海外生産における工賃上昇による利益率の低下が影響し、主力である国内事業の営業利益が前年同期を大きく下回った。子会社のピーチ・ジョンは、購買率の低迷が響き、営業損益が1億5600万円の赤字(前年同期は1億1200万円の黒字)になった。

 通期(2015年3月期)は、売上高1960億円(前年同期比101.1%)、営業利益135億円(同97.4%)を予想する。

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