ワコールホールディングスの2013年4〜9月期連結業績は、売上高が対前年同期比108.4%の985億5000万円、営業利益が同113.8%の97億200万円、純利益が同126.8%の65億3900万円だった。主力の国内事業は前年同期並だったが、米国と中国が好調だったことに加え、欧州子会社のワコールイヴィデンが連結対象になったことが増収要因になった。米国ワコールは百貨店でのシェア向上などが奏功し、現地通貨ベースで売上高は対前年同期比109%。中国ワコールも中間層に向けた商品開発などが寄与して同107%で推移した。ピーチ・ジョン事業は売上高が前年同期並の61億7800万円だったが、為替の影響で原価率が上昇したことで、営業利益は同54.1%の1億1200万円に半減した。