「H&M」が、ユニセフ(国連児童基金)と共同で実施している活動「ALL FOR CHILDREN」をバングラディシュに拡大する。「H&M」は、これまでの地域開発の為に搬出する金額の最高額となる総額799万ドルを寄付すると発表した。
「ALL FOR CHILDREN」は、H&Mが業務展開する国々で、子どもたちの教育と健康増進を支援する長期プロジェクト。バングラディシュでは2012年から2017年の期間(予定)、ダッカ周辺のスラム地域を対象に3歳から14歳までの約4万人の子どもたちを救う。彼らが学校へ通い教育を受け、基本的な生活技術を身につけるとともに、社会保護サービスを受けられるよう援助することが目標だ。
国内では、H&M SHINJUKUとH&M 名古屋松坂屋店で「ALL FOR CHILDREN」コレクションを展開中。同コレクションの販売価格の25%は、ユニセフと共同で行うバングラディシュでの活動に使われる。