海外ブランド、国内アパレル、百貨店、人材派遣業界の有志が発起人委員会を結成し、ファッション販売員協会を2016年4月をめどに設立する計画だ。一般社団法人として申請する方針。
同協会は消費者のニーズが高度化・多様化していく中で商品の価値を伝えるファッション販売員の重要性がさらに増していくものと考え、ファッション販売員の社会的地位向上、女性のさらなる社会進出の促進、キャリア支援を目的に設立される。
同協会は事業概要として1.ファッション販売職という職業の魅力を業界内外に向けてPRする 2.ファッション販売職の専門スキルを向上させるために各社の社内教育プログラムを補完するセミナー・研修などを開催する 3.ファッション販売職のキャリアパスとしてエキスパートを認定する資格制度(仮称)を創設することの3つを掲げている。
発起人メンバーには、有賀昌男エルメス ジャポン社長、大西洋・三越伊勢丹ホールディングス社長、加福真介ワールド・モード・ホールディングス社長、木本茂・高島屋社長、リシャール・コラス=シャネル社長、杉浦昌彦・三陽商会社長、萩平勉ファッション産業人材育成機構(IFI)理事長、廣内武オンワードホールディングス会長、エマニュエル・プラット=LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン ジャパン取締役(前社長)、三宅正彦TSIホールディングス会長、好本達也・大丸松坂屋百貨店社長らが参画する。