西日本旅客鉄道と三越伊勢丹ホールディングスは、大阪ステーションシティ ノースゲートビルディング西館の改装計画を発表した。同館の核テナントはJR大阪三越伊勢丹で、東館には「ルクア」が入る。改装後は、「ルクア」を運営するJR西日本SC開発をデベロッパーとして、専門店と百貨店店舗を融合させた、新たな商業施設として東西両館を一体的に運営する。施設名は未定。改装は2014 年夏に着手し、2015年春に開業を予定している。
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東西の館を合わせると、店舗面積は5万3000�uとなり、主要ターミナル駅の商業モールとしては国内最大級となる。「ルクアを含めたノースゲートビルディングの商業施設全体を一体化したブランディングと運営により、幅広い層のお客さまにワンストップショッピングの場を提供する」(両社)。初年度売り上げ目標は、「ルクア」と合わせて800億円。
三越伊勢丹は、各フロアに自主編集ストアとして出店し、「婦人、服飾、紳士、食品を中心に編集MDの提案を行なう」(広報)。全館に占めるシェアは4割程度となる。「伊勢丹」の名前を冠するかは未定。