JR西日本は13日、JR大阪三越伊勢丹の売り場を大幅に見直し、2015年春にリニューアルオープンする計画を明らかにした。専門店なども導入し、ショッピングセンターと融合した運営形態に転換する。詳細は今後、三越伊勢丹ホールディングスと詰める。同店はJR西日本と三越伊勢丹ホールディングスが共同出資するジェイアール西日本伊勢丹が運営。11年5月に大阪駅直結の百貨店として鳴物入りで開業したが、販売が振るわず、当初550億円を見込んでいた初年度売上高は310億円に終わった。その後も客足は伸びず、ジェイアール西日本伊勢丹は昨年12月時点で94億円の債務超過に陥っている。大幅な改装によって集客力を高め、早期の黒字化を目指す。