ファッション
特集 人気再燃の理由 第8回 / 全10回

ファミリア岡崎社長が語る、“子ども服メーカー”を超えたビジョン 若手社員をたきつけ業績浮上

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PROFILE: 岡崎忠彦/ファミリア社長

岡崎忠彦/ファミリア社長
PROFILE: (おかざき・ただひこ)1969年生まれ。甲南大学卒。97年、カリフォルニアカレッジ・アーツオブクラフツ卒。同年、Tamotsu Yagi designに入社。2003年ファミリア入社、取締役執行役員などを経て。11年から現職 PHOTO : MASASHI ASABA

ファッション業界は移り変わりが激しく、ブームを迎えたブランドが反動に苦しむケースも少なくない。しかし今は、低迷や停滞期を経て人気が再燃したり、ブームが落ち着いた後の再加速に成功したりのケースが散見される。さまざまな人気再燃ブランドを取材した。(この記事は「WWDJAPAN」2024年8月5&12日合併号からの抜粋です)

FAMILIAR

“子ども服メーカー”を超えたビジョン
若手社員をたきつけ業績浮上

ベビー・子ども服のファミリアの業績が上向いている。岡崎忠彦社長の就任(2011年)以降、組織の若手中心への刷新、“子ども服メーカー”にとどまらぬ思想が、若手社員をたきつけた。

1950年、岡崎社長の祖母にあたる坂野惇子氏とそのママ友の4人が創業。全盛期の1989年には年商251億円を稼いだが、以降は右肩下がりに。営業利益率が「1%強」の時期が十数年続いた。

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