ミシン大手のJUKIの1−3月決算は、売上高が前年同期比118.4%の226億円、営業利益が2億5500万円(前期は2億3000万円の損失)、経常損益が5億3100万円の赤字(前期は6億5900万円の損失)、純損益は21億2800万円の赤字(前期は7億2200万円の損失)になった。主力のミシン事業が東南アジアでの需要増を取り込み、1年ぶりに営業黒字になったものの、希望退職者のための特別退職金14億円を計上し、純損失は拡大した。
ただ、円安効果とアジアでのミシン需要回復を受け、未定だった中間期の予想を売上高470億円、営業利益17億円、経常利益9億円、純損失8億円と発表した。