ファッション

LVMHジャパンや三越伊勢丹などが発起人に 「ファッション販売員協会」が名称変更し活動開始

 海外ブランド、国内アパレル、百貨店、人材派遣業界の有志が発起人委員会を結成し、昨年11月に設立を発表した「ファッション販売員協会」が名称を「日本プロフェッショナル販売員協会(JASPA)に変更し、6月1日から活動を開始した。

 当初予定していたファッションやレザーグッズ、時計、宝飾に加え、将来的に香水、化粧品、高級家具などの販売員にまでプロダクトのカテゴリーを拡張することを考慮し名称変更した。

 同協会は消費者のニーズが高度化・多様化していく中で商品の価値を伝える販売員の重要性がさらに増していくものと考え、販売職の社会的地位向上し、キャリア支援をしていく目的に設立されたもの。

 事業概要は変わらず、コンサルテーティブな対面販売に携わる販売職について、1.職業の魅力を業界内外に向けてPRする 2.販売職の専門スキルを向上させるために各社の社内教育プログラムを補完するセミナー・研修などを開催する 3.キャリアパスとしてエキスパートを認定する資格制度(仮称)を創設することの3つを掲げている。

 発起人メンバーには、有賀昌男エルメス ジャポン社長、大西洋・三越伊勢丹ホールディングス社長、加福真介ワールド・モード・ホールディングス社長、木本茂・高島屋社長、リシャール・コラス=シャネル社長、杉浦昌彦・三陽商会社長、萩平勉ファッション産業人材育成機構(IFI)理事長、廣内武オンワードホールディングス会長、エマニュエル・プラット=LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン ジャパン社長、三宅正彦TSIホールディングス会長、好本達也・大丸松坂屋百貨店社長ら(肩書きは当時のもの)が参画する。

村上杏理

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