ビューティ
連載 エディターズレター:BEAUTY ADDICT 第70回

市場開拓の難しさなのか…

有料会員限定記事
この1、2年、ナチュラル・オーガニックコスメブランドが踊り場にある感じがしています。矢野総合研究所によると23年度のナチュラル・オーガニック化粧品市場規模は前年比3.4%増の1792億円と堅調に推移しています。日本の化粧品市場規模は約2兆3000億円で、ナチュラル・オーガニック化粧品が占める割合は約7%。15年ほど前は5%程度のシェアだったと記憶しているので、成長度合いは非常に緩やかです。

コロナ禍を経て、「サステナブル」という言葉がトレンドのように聞かれ、ラグジュアリーブランドでも自然由来成分の比率を高めた商品が増えたり、自社栽培した植物の成分を配合したり、環境に配慮した取り組みが当たり前のようになってきました。これらはナチュラル・オーガニックコスメブランドの専売特許でしたが、それが一般化し、存在感が薄れているのではないかと感じています。

この続きを読むには…
残り772⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。