伊藤忠商事は、米ジーンズブランド「NYDJ(エヌ ワイ ディー ジェー)」の日本市場における独占輸入販売権およびマスターライセンス権を取得した。クロスプラスを通じて2015年春夏からインポート品を、15-16年秋冬からライセンス品を百貨店や専門店で販売する。3年後には売上高(小売りベース)20億円規模を計画する。
「NYDJ」は03年にロサンゼルスで誕生したウィメンズジーンズ。「1サイズ小さく見える」をコンセプトに、ストレッチ素材と独自の縫製技術を用いて、下腹部をやさしく包み込むと同時にヒップアップ効果を謳っているのが特徴だ。米国ではブルーミングデールズやノードストロームなどの百貨店で販売され、最近はトップスも拡充している。
日本においてはインポート品で1万5000〜2万円、ライセンス品で1万〜1万5000円で販売する。ライセンス品ではトップスなどジーンズ以外の商品も企画する。インポート品とライセンス品の商品構成は、中期的には3対7になる見通しだ。