そごう・西武は今春、自主開発ブランド「リミテッドエディション」から50代のカップルに向けた新ブランド「リミテッドエディション アベックモード」をスタートする。今の50代は、バブルを経験し多くのブランドや上質なファッションを体験してきた世代。子育てが一段落した今、他の世代と比べて消費活動も活発で夫婦で出かける機会も多い。「お揃いは恥ずかしいけれど夫婦で調和はとれていたい同世代に向けて、あえて"アベック"という言葉を選び」(同社)新しい価値観を訴求する。男女でアイテムは異なるが色や素材の質感が似ていたり、同じ柄をシャツとライニングで使用するなどさりげない"ペアルック"がポイントだ。
デザインから生産管理まで自社で行なう本格的なSPA体制により、1シーズンに紳士・婦人併せて200型を用意し、NBブランドと比べて3〜4割抑えた価格帯とする。平均価格は、コート2万9000円、ジャケット1万9000円、ワンピース1万6000円など。標準80�uの売り場は、紳士と婦人をゾーンで分けず、男女のコーディネイト提案が伝わる構成とする。1号店は、2月19日に西武池袋本店にオープン。その後、所沢店、そごう横浜店、千葉店、大宮店に順次オープンする。
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