ファッション

ついにP&Gがビューティブランド売却を発表 まずは「フレデリック・フェッカイ」

 かねてから経営立て直しのためにビューティブランドを手放すとうわさされていたプロクター・アンド・ギャンブル(以下、P&G)が動きを見せた。5月21日、傘下のヘアケアブランド「フレデリック・フェッカイ」を売却すると発表した。売却先は、化粧品の製造および輸入販売を手掛けるシャニール・エンタープライズの子会社であるデザイナー・パルファム、ラックス・ブランズの両社が立ち上げた合弁会社。売却額は非公開だが、業界筋は2008年の買収時の4億4000万ドル(約523億6000万円)から大幅に値を下げ、5000万ドル(約59億5000万円)程度と推定されている。創設者のフェッカイは、自身のブランドを買い戻そうとしていたようだが契約面で折り合いがつかなかったとみられ、売却後はアドバイザーとしてブランドにとどまる。

 なおP&Gは、「カバーガール」「マックスファクター」といったブランドの身売り先も探していると報じられている。

詳細は5月28日号「WWDビューティ」

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。