ファッション

武蔵小杉グランツリーがテナント発表 「ビームス」や「レペット」、アーバンリサーチの新業態など

 セブン&アイ・ホールディングスは2014年11月下旬、神奈川県川崎市の武蔵小杉に、大型商業施設「グランツリー武蔵小杉(GRAND TREE MUSASHIKOSUGI)」をオープンする。同施設は地上4階・地下2階建てで、売り場面積は3万7000平方メートル。武蔵小杉駅周辺は、駅直結の東急ストアやららテラス武蔵小杉など大型商業施設が立ち並ぶSC激戦区。同SCは武蔵小杉駅から徒歩4分とやや離れているが、グループの百貨店であるそごう・西武を中心に、「ビームス」、アーバンリサーチの新業態「アーバンリサーチ サニーレーベル」「ベイフロー」など、都市型のテナント構成で対抗。そごう・西武では、「ケイト・スペード」「セオリー」「マッキントッシュフィロソフィー」「レペット」などを販売する。屋上には、「ビオトープ」のグリーンプロデュースを手掛けた齊藤太一・SOLSO代表を起用し、4300平方メートルという日本の商業施設としては最大級の広さを誇る屋上庭園「ザ・ルーフパーク」を設置する。

 従来の大型商業施設のように各フロアをファッション・雑貨・食品といったジャンルではなく、ライフスタイル・ライフシーンを意識したフロアコンセプトに分け、メインフロアの1階は「My Beautiful Life」をフロアコンセプトに、「ビームス」や「ジョンマスター オーガニック」などが出店。2階は「CLOSET&MIRROR」とし、「そごう・西武」が2200平方メートルで出店する。3階は「Enjoy Living!」インテリアや雑貨を、4階は「Handy for Moms」子供向けの雑貨やフードコートが出店する。

 また、「都会の中の家族のオアシス」を目指し、共有スペースを充実。1階メインエントランスには4階までの吹き抜けである。「アクアガーデン」を設け、高さ14メートル上から音と光の演出とともに流れる水のオブジェを設置する。

■グランツリー武蔵小杉
グランドオープン:2014年11月下旬予定
場所:神奈川県川崎市中原区新丸子東3丁目1135番地
店舗数:約160店舗

1階:「ビームス」「アーバンリサーチ ロッソ」「アーバンリサーチ サニーレーヘ?ル」「ラウンジドレス ガリャルダガランテ」「コスメキッチン」「ジョンマスター オーガニック」「ハンドベイクス」「ダ・ボッチャーノ」「原宿餃子楼」「活 美登利寿司」「エノテカ」「ザ・シフォン アンド スプーン」「アトリエ・ド・エクレール」

2階:「そごう・西武」「シェアパーク」「ベイフロウ」「バナナリパブリック」「ギャップ」「ザラ」「ニュートラル」「リビングネイチャー」

3階:「紀伊國屋書店」「白ヤギ珈琲店」「フランフラン」「ウニコ」「ロフト」「キャナエル」「アンジェ ボン ルパス」「スノーピーク」「ホームアンドワークス」「ハルル」

4階:「プチマイン」「マーノクレアール」「グッデイ パーク」「あそびのせかいボーネルンド」「マイジム」「タリーズコーヒーキッズコミュ」「ペックスビビンバ」「パスタヒロ」「ブルプル」

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。