パリオリンピックの閉会式が8月11日(現地時間)に行われ、17日間にわたってアスリートたちが熱闘を繰り広げた大会の幕が下ろされた。フランスの歌手やダンサーらによるパフォーマンスの後、各国の旗手や選手団が入場。オリンピック旗がパリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長からトーマス・バッハ(Thomas Bach)国際オリンピック委員会会長に返還され、次の2028年大会の開催都市である米ロサンゼルスのカレン・バス(Karen Bass)市長へと引き継がれた。そのオリンピック旗をロサンゼルスまで届ける役を担ったのは、米俳優トム・クルーズ(Tom Cruise)だ。スタジアムの屋根からワイヤーアクションで会場で降り立つなど、自身が主演する映画「ミッション:インポッシブル(Mission: Impossible)」シリーズを思わせる演出で観客を大いに沸かせた。ここでは、閉会式の印象的なシーンをまとめて紹介する。
ザホ・デ・サガザン
閉会式は、フランスの歌手ザホ・デ・サガザン(Zaho de Sagazan)によるパフォーマンスでスタート。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のドレスを着用し、エディット・ピアフ(Edith Piaf)の「パリの空の下(Sous le ciel de Paris)」を歌った。
H.E.R.
オリンピック旗の引き継ぎセレモニーで、米国歌「星条旗(The Star-Spangled Banner)」を熱唱したH.E.R.は、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のセットアップに「ショパール(CHOPARD)」のネックレスを合わせた。
トム・クルーズ
映画のワンシーンさながらに登場した、トム・クルーズ。オリンピック旗をロサンゼルスへと届ける役を担い、会場を大いに沸かせた。
ビリー・アイリッシュ
ロサンゼルス側のゲストとして、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)も登場。兄の音楽プロデューサー、フィニアス・オコネル(Finneas O'Connell)と共に「ラルフ ローレン」を着用してパフォーマンスを披露した。
ドクター・ドレーとスヌープ・ドッグ
ロサンゼルス側のゲストとして登場した、ドクター・ドレー(Dr. Dre)とスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
ロサンゼルス側のゲストとして登場した、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(RED HOT CHILI PEPPERS)。
以下、旗手や選手団のほか、閉会式を彩ったパフォーマンスなどの写真を一挙公開。