オンワード樫山は、英国の生活雑貨・アクセサリーブランド「ボンベイダック(bombay duck)」の日本における商標権を取得し、来春から世界初の単独店舗の出店に乗り出す。同社が中期経営計画で掲げる衣料品以外の新しい成長事業の一環として、ファッションビルやショッピングセンターに店舗を広げる。
「ボンベイダック」は、1993年にリバティ社のバイヤーだったステファニー・ベイトがロンドンで創業し、自分へのご褒美や大切な人に贈るギフトブランドとして支持されてきた。特に10万通りにカスタマイズできるイニシャルキーリングやキュートなモチーフのキーチャームなどが、欧米や日本のセレクトショップで人気を集めている。
現在のところ店舗を持っておらず、単独店舗は日本が初の試みになる。来春の本格スタートに先駆けて期間限定店舗をアトレ吉祥寺(10月1〜14日)、博多阪急(同2〜6日)で営業しており、今後も阪急うめだ本店(同9〜15日)、ららぽーと東京ベイ(11月19日〜1月下旬)が予定されている。