「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」は9月1日、気鋭の写真家・梅本健太とタッグを組んだ「TYPE-VIII Kenta Umemoto project」を発売する。
梅本はパリ在住で、日本の浮世絵や漫画に着想し、写真に絵画的なアプローチをする作風で知られる。今回用いるのは梅本の代表作であり、花と対峙するシリーズ「フローラ(FLORA)」。本プロジェクトのために撮り下ろした写真を、大胆にワンピース(23万1000円)およびジャンプスーツ(25万3000円)に描写する。「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ」独自の“スチームストレッチ技法”で縦・横のプリーツ形状をパッチワークのように配した両商品にビジュアルを熱転写することで、「偶発的な美しさを表現した」(同ブランド)という。さらに、「花脈のように緻密なテクスチャーは、人が着ることで共鳴し、美しさが躍動する」と続ける。
梅本も、「私は“個々の花に宿る可能性を引き出したい”と考え、花の撮影に取り組んできた。写真を撮るという行為にとどまらず、そこからデジタルとアナログを駆使して、多層的かつ複合的に花の見方を探求している。『エイポック エイブル イッセイ ミヤケ』とのパートナーシップにより、花が服に生まれ変わった。これは花と向き合い続けてきた私にとって、この上ない喜びだ。今回の協業のためにイッセイ ミヤケの歴史を振り返り、受け継いで発展させ、タイムレスなものにできるよう努めた。私のエネルギーを真っすぐに受け止めてくれた宮前義之デザイナー、そしてチームの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいだ」と述べる。
「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ」は同プロジェクト商品の販売を記念して、発売日である9月1日から、東京・銀座の「ISSEY MIYAKE GINZA / 445」と、大阪・南船場の「ISSEY MIYAKE SEMBA」のギャラリースペースで展示を行う。「フローラ」シリーズの最新作と共に、ワンピースおよびジャンプスーツのビジュアルアートをディスプレーする。
「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ」は、異分野・異業種との出合いからさまざまな“ABLE(可能性)”を生み出すブランド。
日程:9月1日〜10月28日
場所:ISSEY MIYAKE GINZA | CUBE
住所:東京都中央区銀座4-4-5
日程:9月1日〜10月26日
場所:ISSEY MIYAKE SEMBA | CREATION SPACE
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-11-28
イッセイ ミヤケ広報室
03-5454-1705