子ども服のフーセンウサギ(大阪)は15日、大阪地裁に自己破産を申請した。帝国データバンクによると負債額は30億円。本日中にも同地裁から破産手続き開始決定を受ける見込みだ。1921年創業の老舗子ども服・ベビー服アパレルで、百貨店を中心に量販店、子ども服専門店で営業基盤を確立し、自社ブランド「セレク」、ライセンスブランド「オリーブ・デ・オリーブ」「ナイキ」などを取り扱ってきた。2000年2月期には売上高266億円を計上していた。だが近年は業績悪化が止まらず、06年には創業者一族が株式をファンドに譲渡。新体制のもとリストラを進めていたが、それでも回復することなく、13年2月期は売上高62億円、9期連続の赤字に苦しんできた。
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