ファッション

伊藤忠が伊「マウロ・グリフォーニ」の独占輸入販売権取得。コロネットが秋から販売

 伊藤忠商事は、イタリアブランド「マウロ・グリフォーニ(MAURO GRIFONI)」および、そのカジュアルラインである「エム・グリフォーニ(M.GRIFONI)」の独占輸入販売権を取得した。コロネットを通じて、2014年秋冬メインコレクションから販売する。

 「マウロ・グリフォーニ」は1992年、当時テキスタイルデザイナーだったマウロ・グリフォーニと同ブランドの共同創立者であるイラリア・セッソが立ち上げた。「トレンドから一線を画した、個性的で洗練されたコレクション」をコンセプトとしている。

 ハンドワークをメインとする工場で作るシャツアイテムからスタート。 97年にウィメンズを、2001年にデニムライン「エム・グリフォーニ」を、02年にアクセサリーコレクションを発表した。02年には、イタリアのヴェローナに旗艦店をオープンした。その後イタリア国内にパドヴァ、ブレシア、ベルガモ、トレヴィーゾと店舗展開し、09年にはミラノにマウロ・グリフォーニ自身がデザインを監修した3階建て300平方メートルのショールームを含む旗艦店をオープンした。現在ではアメリカ、イギリス、スペイン、ドイツ、フランスなどで展開している。

 日本市場では今後、セレクトショップ中心に「百貨店インポートフロア内でのコーナー展開や有力専門店との取り組も強化することでブランド認知度を更に高め」(伊藤忠商事)、4年後には売上高15億円(上代)を目指す。

 価格は「マウロ・グリフォーニ」が、コート8〜15万円台、ジャケット7〜12万円、パンツ2〜5万円台、ドレス5〜7万円台。「エム・グリフォーニ」が、コート7〜10万円台、セーター2〜4万円台、パンツ2〜5万円台、シャツ2〜3万円台。

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