オンワード樫山は、婦人服ブランド「フェルゥ」で健康器具・測定器のタニタと協業する。タニタが若い女性向けに開発した体組成計、活動量計、皮下脂肪厚計のブランド「ラ ミューズ」を4月1日から2週間、「フェルゥ」のプランタン銀座店(東京)となんばウォーク店(大阪)で先行発売する。また6月からはインナービューティ(内側からの美、健康美)をテーマに「フェルゥ」と共同開発したアパレルを全店で発売する。家電量販店など既存の販路とは異なる20代後半〜30代前半の女性との接点を求めるタニタと、消費増税後に顧客を引き寄せる新しい仕掛けを探していたオンワード樫山の思惑が一致したことから協業が実現した。
タニタの「ラ ミューズ」はコンセプト作りから企画、デザイン、マーケティング、商品化、営業に至るまで社内の女性10人の特別チームが手掛けた戦略商品。女性ならではの機能やデザインを追求し、体組成計では"美脚度"や"皮下脂肪率"といった新たな指標を取り入れた。